顎関節症

    江北、豊島、東十条の歯科医院グループ、医療法人社団 医智会 医恵歯科医院の、顎関節症

    「口を大きく開けると、あごの関節がカクカク、ミシミシと音がする」
    「朝起きたとき、あごの周りや頭の横の筋肉が重く、凝り固まっている感じがする」
    「固いものを食べるとあごが痛むけれど、どこに相談すればいいのか分からない」

    おしゃべりをするとき、美味しいご飯を頬張るとき、私たちは何気なくあごを動かしています。
    しかし、そのあごの関節や周りの筋肉に違和感や痛みが生じる「顎関節症」に悩まされている方は、実は現代社会において非常に増えています。

    あごの不調は、単に「口が開きにくい」というだけでなく、慢性的な頭痛や肩こり、首の痛み、さらには「ぐっすり眠れない」といった全身の不調や心のストレスにまで深くつながっているものです。
    「このくらいなら我慢できるから」と放置してしまいがちですが、日々の暮らしの心地よさを奪ってしまう大きな原因になり得ます。

    当グループ(江北・豊島・東十条)では、患者様が日々感じているあごのつらさに寄り添い、原因を多角的に見極めることで、お身体に負担の少ない顎関節症治療をご提案しています。

     

    顎関節症とは? 複数の原因が絡み合うデリケートな病気です

    江北、豊島、東十条の歯科医院グループ、医療法人社団 医智会 医恵歯科医院の、顎関節症

    顎関節症は、耳の前あたりにある「顎関節」や、あごを動かすための「咀嚼筋(そしゃくきん)」という筋肉に負担がかかることで起こります。
    昔は「噛み合わせの悪さだけが原因だ」と考えられていた時代もありましたが、現在では、日常生活における複数の要因が積み重なり、その方のあごが耐えられる限界を超えたときに発症することが分かっています。

    具体的には、以下のような要因が複雑に絡み合っています。


    無意識の「歯ぎしり」や「食いしばり」
    就寝中や、仕事・勉強に集中しているとき、無意識のうちに上下の歯を強い力でギリギリと擦り合わせたり、ギューッと噛み締めたりする癖です。
    あごの関節や筋肉に、日中では考えられないほどの大きな負荷をかけ続けます。

    日常生活の細かな癖(生活習慣)
    スマートフォンやパソコンの画面を眺めるときの「うつむき姿勢」、テレビを見ているときの「頬杖(ほおづえ)」、左右のどちらか片側ばかりで物を噛む癖、睡眠時の「うつ伏せ寝」なども、あごのバランスを崩す原因になります。

    精神的なストレス
    環境の変化や人間関係などによる精神的な緊張は、無意識のうちにお口の周りの筋肉を硬直させ、夜間の食いしばりを悪化させる大きな引き金になります。


    当院では、単にあごの形を見るだけでなく、患者様が普段どのようなライフスタイルを送られているか、どのような癖をお持ちであるかを丁寧にお聞きし、根本的な原因へアプローチすることを大切にしています。

     

    医恵歯科医院グループが実践する、お身体に優しい2つのアプローチ

    当グループでは、顎関節症の治療において、あごの骨を削るような身体に大きな負担がかかる処置は原則として行いません。
    まずは、取り外し可能な装置やお薬の力を優しく活用し、あごの周りの環境を整えていくステップを重視しています。

     

    アプローチ①:あごの負担を優しく軽減する「マウスピース治療(スプリント療法)」

    江北、豊島、東十条の歯科医院グループ、医療法人社団 医智会 医恵歯科医院の、顎関節症

    顎関節症の基本となるのが、患者様のお口に合わせたオーダーメイドの医療用マウスピース(スプリント)を作製し、主に就寝中に装着していただく治療法です。
    これには健康保険が適応されます。

    マウスピースを装着することで、以下のような優れた効果が期待できます。


    関節や筋肉へのクッション効果
    夜間の無意識な歯ぎしりや食いしばりによって生じる強烈な圧力をマウスピースが優しく吸収し、顎関節や咀嚼筋にかかる負担を和らげます。

    理想的な噛み合わせの誘導
    マウスピースの表面を滑らかに整えることで、あごが最もリラックスできる自然な位置へと導かれ、関節の中にある「関節円板(かんせつえんばん)」というクッションのズレを防ぎやすくなります。

    大切な歯の保護
    強い力で歯同士が擦れ合うのを防ぐため、歯が削れたり、ひびが入ったり、被せ物が壊れたりするリスクから大切な歯を守ることができます。

     

    アプローチ②:筋肉の過度な張りをリラックスさせる「ボトックス治療」

    江北、豊島、東十条の歯科医院グループ、医療法人社団 医智会 医恵歯科医院の、顎関節症

    「マウスピースを毎晩つけているけれど、どうしても朝起きるとあごが疲れている」
    「食いしばる力が強すぎて、マウスピースがすぐに削れたり割れたりしてしまう」

    このような強い食いしばりの症状をお持ちの方に対して、当グループでは自由診療にて「ボトックス治療(ボツリヌス療法)」をご提案しています。

    ボトックス治療とは、美容医療などでも広く知られているタンパク質の一種(ボツリヌストキシン)を、あごを閉じる時に最も強く働く「咬筋(こうきん)」という肥大した筋肉に優しく注入する治療法です。
    このお薬には、神経から筋肉への命令を一時的に和らげる働きがあります。
    これにより、おしゃべりや食事といった日常生活に必要な噛む力はそのままに、夜間の無意識な「異常に強い食いしばり」の力だけを優しくダウンさせることができます。

    ガチガチに凝り固まっていたお口の周りの筋肉がふんわりとリラックスするため、あごの関節の痛みが軽減されるだけでなく、食いしばりが原因で起こっていた頑固な肩こりや偏頭痛の緩和にもつながります。
    また、肥大していた筋肉の張りが落ち着くことで、お顔のラインがすっきりと整うという側面もあります。

    ボトックス治療

    ボトックス治療のリスク・副作用
    ・効果は永久ではなく、一般的に4ヶ月〜半年程度で徐々に消失するため、定期的な注入が必要です
    ・注入後数日間は、硬いものを噛むときに一時的な顎の怠さを感じることがあります
    ・妊娠中や授乳中の方は施術を受けられません

     

    日常生活でできる、あごを優しくいたわるセルフケア

    江北、豊島、東十条の歯科医院グループ、医療法人社団 医智会 医恵歯科医院の、顎関節症

    顎関節症の改善には、歯科医院での治療と並行して、日頃からあごに負担をかけない生活習慣を意識することがとても大切です。
    当院では、担当の歯科衛生士が患者様のお仕事や日常の背景をお聞きしながら、無理のない範囲で以下のようなアドバイスを行っています。


    「上下の歯を離す」意識を持つ(TCHの改善)
    人間は、リラックスしている時は上下の歯の間に1〜2ミリのすき間があるのが正常です。
    パソコン作業や家事の最中に、無意識に歯を接触させていないか時々チェックし、気づいたら「お口の力を抜いて、ほっと一息つく」習慣をつけましょう。

    あごの周りを優しく温め、マッサージする
    お風呂に入っている時などに、耳の手前や頬の筋肉(噛むと硬くなるところ)を、手のひらや指の腹で円を描くように優しくもみほぐしてあげると、血行が良くなり筋肉の緊張が和らぎます。

    硬すぎる食べ物を少し控える
    あごの痛みが強い時期は、フランスパンや硬いお肉、スルメなどの顎を酷使する食べ物は控え、少し柔らかく調理したお食事を選んであごを休ませてあげてください。

     

    最後に:あごのストレスから解放された、健やかな毎日のために

    顎関節症は、何か一つの治療を行えば翌日にすべてが解決するという種類のものではありません。
    だからこそ、私たちは一過性の処置で終わらせず、あなたの生活に誠実により添い、二人三脚で少しずつあごの健康を取り戻していくプロセスを大切にしています。

    「あごがカクカク鳴っていて、最近口が開けづらいと感じている」
    「毎朝あごの周りが重だるく、すっきり起きられない」

    そんなお悩みも、どうぞ、一人で抱え込まずに一度、私たちの医院にご相談ください。
    あなたがこれからの毎日を何の心配もなく、美味しい食事を笑顔で味わえるように、ドクターとスタッフ一同、全力でサポートいたします。
    皆様のご来院を、心よりお待ちしています。

     

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