入れ歯治療
「入れ歯を入れると痛くてうまく噛めない、外れやすくて困っている」
「見た目が不自然で、人と話すときに口元を隠してしまう……」
「今使っている入れ歯が合わないけれど、他院で作ったものだから調整をお願いしにくい」
むし歯や歯周病、あるいは不慮の事故などで大切な歯を失ってしまったとき、その後に補う方法として最も多く選ばれているのが「入れ歯(義歯)」です。
しかし、残念なことに「入れ歯はこういうものだから我慢するしかない」「年を取ったのだから仕方がない」と、痛みをこらえたり美味しく食べることを諦めたりしている方が本当にたくさんいらっしゃいます。
食事が十分に楽しめなくなると、お身体の栄養バランスが崩れるだけでなく、お友達との楽しいおしゃべりや旅行に出かける億劫さにもつながってしまいます。
だからこそ、当グループ(江北・豊島・東十条)では、「もう一度、ご自身の歯のようにしっかり噛めて、笑顔に自信が持てる入れ歯づくり」に力を入れて取り組んでいます。
医恵歯科医院グループが実践する、入れ歯治療への4つのこだわり
当グループでは、自費診療の特別な入れ歯はもちろん、日々の生活を支える保険診療の入れ歯であっても、手順を省略することなく、誠実にていねいにお作りしています。
保険診療の入れ歯でも、手を抜かず「ていねいに」
「保険の入れ歯だと、あまり良いものは作ってもらえないのでは?」と不安に思われるかもしれません。
確かに保険診療では、使用できるプラスチック(レジン)の素材や金属のバネの形に国の厳格なルールがあります。
しかし、だからといって私たちが手を抜くことは絶対にありません。
型取りの丁寧さ、噛み合わせのバランスの確認、歯茎に当たる部分の細かな調整など、歯科医師としておこなうべき基本のステップを一つひとつ実直に積み重ねることで、保険診療の範囲内であっても、お身体にしっかりとなじむ実用的な入れ歯をお作りすることが可能です。
まずはご予算や生活のご要望を、遠慮なく私たちにお聞かせください。
必要に応じて「個人トレー」を作製し、精密に型取り
お口の形や、食べ物を噛むとき・おしゃべりをするときの筋肉の動きは、患者様お一人おひとりで全く異なります。
特に多くの歯を失ってしまっているケースや、あごの骨が痩せてしまっている難症例の場合、既製品の型取り用枠(トレー)では、お口の精密な粘膜の形を再現することが困難です。
そのため当院では、必要に応じて患者様のお口に合わせたオーダーメイドの型取り枠である「個人トレー」をまず作製します。
この個人トレーを使用し、お口を動かしたときの筋肉のすじや粘膜の伸び縮みまでを精緻に型取りすることで、「外れにくく、ズレにくい、お口にぴったり吸い付くような入れ歯」の土台を築き上げていきます。
確かな技術を持つ「入れ歯専門の歯科技工士」との連携
歯科医師がどれほど精密に型取りを行っても、それを形にする職人の技術がなければ、良い入れ歯は生まれません。
入れ歯を実際に製作するのは、「歯科技工士(しかぎこうし)」という専門職です。
当グループでは、入れ歯の製作において、長年の経験と深い知識を持つ「入れ歯・義歯専門の優れた歯科技工士」と密に連携を執っています。
噛むときの力の分散の仕方や、バネがかかる歯への負担の軽減、そして笑ったときに自然に見える歯の並び方など、専門技工士ならではの職人技を詰め込むことで、機能性と美しさを調和させた仕上がりを実現しています。
他院で作られた入れ歯でも大丈夫。「アフターフォロー」の徹底
「昔、遠くの医院で作った入れ歯だから、ここでは診てもらえないだろうか」「少しだけ当たって痛いけれど、これくらいで通院していいのかな」と悩まれる必要はまったくありません。
入れ歯は、靴やメガネと同じように、使い込んでいくうちにお口の粘膜になじませる「調整」が必要です。
また、年齢とともにおあごの骨や歯茎の形は少しずつ変化していくため、定期的なメンテナンスや修理が欠かせません。
当院では、他院で作られた入れ歯であっても、喜んで点検・修理・調整を承ります。
「今すぐ何とかしてほしい」という急な破損トラブル(入れ歯が割れた、バネが折れたなど)に対しても、可能な限りその日のうちに快適に使えるよう、スピード感を持って誠実に対応いたします。
噛める入れ歯の命は「噛み合わせ」にあります
良い入れ歯の条件とは、単に痛くないことだけではありません。
「左右均等に、しっかりとした力で噛み締められること」が何よりも重要です。
あごの関節の位置や、筋肉の引っ張り具合を無視して入れ歯の形を決めてしまうと、特定の場所ばかりに強い力が加わり、歯茎が傷ついて痛みが出たり、入れ歯がすぐにパカパカと外れてしまったりします。
また、噛み合わせのバランスが崩れると、お口の中だけでなく、肩こりや頭痛、姿勢のゆがみなど、全身の健康にまで悪影響を及ぼすことがあります。
当グループでは、入れ歯をお作りするすべての段階で、「あごの正しい位置と噛み合わせ」を慎重に確認し、何度もすり合わせを行います。
今ある残された大切な歯に無理な負担をかけず、あご全体の力をバランスよく受け止められる位置を見極めることで、お肉やたくあんといった硬いものでも、ご自身の歯のようにしっかりと噛みしめられる健康的な入れ歯へと仕上げていきます。
より審美性・機能性を求める方へ:自由診療の特別な入れ歯
「もっと薄くて快適な入れ歯にしたい」「入れ歯の金属のバネが見えるのが恥ずかしい」という方のために、当グループでは材質や構造を工夫した様々な自費診療の入れ歯メニューをご用意しています。
金属床義歯(きんぞくしょうぎし)
保険の入れ歯では、あごに触れる部分がすべて厚いプラスチックで作られますが、金属床義歯は、その主要な部分を頑丈な金属(チタンやコバルトクロム)で作る方法です。
プラスチックに比べて強度が非常に高いため、入れ歯自体を驚くほど「薄く」作ることができます。
お口の中の違和感が少なく、おしゃべりもしやすくなります。
また、金属は熱をよく伝えるため、お食事の温かさや冷たさが瞬時に上あごに伝わり、「ご飯が本来の味で美味しく食べられる」と大変喜ばれている歴史ある入れ歯です。
ノンクラスプデンチャー
保険の入れ歯にあるような、歯にかける「金属のバネ(クラスプ)」を一切使用しない入れ歯です。
特殊な弾力性のある樹脂を使用し、歯茎と同じピンク色の素材で入れ歯を支えるため、お口を開けて笑っても、周囲の人に入れ歯を入れていることがほとんど気づかれません。
見た目の美しさ(審美性)を最優先したい方や、前歯などの目立つ部分の入れ歯を検討されている方にとてもおすすめです。
シリコン義歯
入れ歯の裏側(歯茎と直接こすれ合う部分)に、クッション性の高い生体用シリコンを貼り付けた新しいタイプの入れ歯です。
柔らかいシリコンがあごの粘膜に優しくフィットするため、「入れ歯が当たって痛い」というお悩みを大幅に軽減できます。
クッションの働きによって噛んだときの圧力が吸収されるため、これまで痛くて噛めなかった硬いものでも、グッと力を入れてしっかりと噛みしめることができるようになります。
アタッチメント義歯
残っているご自身の歯の根元と、入れ歯の裏側の双方に、特殊な「アタッチメント(はめ込み式の装置や磁石)」を組み込んだ特殊な入れ歯です。
パチッとボタンを留めるように、あるいは磁石(マグネット)の力で吸い付くように強力に固定されるため、ガタつきやズレがほとんどなく、非常に安定した噛み心地を得られます。
外側には金属のバネが出ないため、見た目もすっきりと美しく仕上がります。
インプラント義歯(インプラントオーバーデンチャー)
あごの骨に2〜4本程度の少数のインプラントを埋め込み、それを土台にして入れ歯をパチッとしっかりと固定する方法です。
すべての歯を失ってしまった総入れ歯の方であっても、インプラントが強力な錨(いかり)の役割を果たすため、「話しているときや食事の最中に入れ歯が落ちてくる・ズレる」というストレスから完全に解放されます。
ご自身で取り外してお手入れができるため、お口の中を常に清潔に保ちやすく、お身体への負担も少ない高機能な治療法です。
各入れ歯メニューの特徴・リスク・副作用(一覧表)
| メニュー・術式名 | 主な特徴・メリット | リスク・副作用・注意点 |
|---|---|---|
保険診療の入れ歯 |
・健康保険が適用されるため費用負担を抑えられる |
・プラスチック製のため厚みが出やすく、違和感を感じることがあります |
金属床義歯 |
・薄く作れるため装着感が良い |
・自由診療となります |
ノンクラスプデンチャー |
・金属のバネが見えず自然な見た目 |
・自由診療となります |
シリコン義歯 |
・クッション性が高く痛みを軽減しやすい |
・自由診療となります |
アタッチメント義歯 |
・強い固定力が得られる |
・自由診療となります |
インプラント義歯(インプラントオーバーデンチャー) |
・少数のインプラントで入れ歯を安定させられる |
・外科手術が必要です |
最後に:もう一度、ごちそうを囲んで思いきり笑い合える日々のために
入れ歯は、あなたの大切な生活を支える、身体の一部です。
だからこそ、私たちは、どんな小さな違和感やお悩みに対しても、誠実に寄り添い続けます。
「今の入れ歯が痛くて、ハメるのが億劫になっている」
「食事のたびに入れ歯が動いて、味わうどころではない」
そんな方も、どうぞ、我慢して諦めてしまう前に一度、私たちの医院にそのお悩みを聞かせてください。
あなたがもう一度、何の心配もなく美味しい食事を味わい、心からの笑顔を取り戻せるように、ドクターとスタッフ一同全力でサポートいたします。
皆様のご来院を、心よりお待ちしています。

